各種勉強会

FEG 論語活学


<ノート>


◇ 論語活学20••••••
5-21. 「その知や及ぶべし。その愚や及ぶべからず(知者になるのは階段を一段一段登るような修養を積めば、辿り着けるもの。
しかし、愚者になるのは容易ではない)」。
バカなふりをして保身を図る人がいる。バカなふりに、周囲は同情したり油断したりするから、「愚者のふり」はその身を守る術(すべ)、自分を安泰にする術となる。

少し知恵が加わると、ババを引かないよう(損しないよう)自分の器量で結果を図り、保身を図る人達が増える。 人々のその判断が多数をなせば、それは判断基準となり常識となる。そんな常識から外れ周囲から「バカな奴だなぁ」と思われる人達がいる。

…しかし、彼はこんな人かもしれない。
「国が乱れると陰に回って損な役回りを買い、周囲からは利害を知らぬバカ者のように見える。が、知恵者が皆避ける艱難辛苦を避けることなく、ついにその身を保って君主を助け、国を救う」。
目算も実力も桁違い。これが「その愚や及ぶべからず」。まさに、論語公冶長5-21の寧武子(ねいぶし)がそうだった。

愚か者、保身を図る者、保身とは別の基準で事を成す者、それらの区別をつけて仕事を任せられる者…どこまでも、上には上がいる。

今から113年前、飛行機を作ったライト兄弟は、空を飛ぶという夢を友達に語った時、精神病院に連れて行かれたという…。
どんなに周囲から理解されなくとも、自分の成すべき事に取り組んでいれば仲間はできる(里仁4-25)。そして、成し遂げれば世界まで変えられる。

何冊もの物語となれる「その知や及ぶべし。その愚や及ぶべからず」。それが、この一文におさまっている論語、改めて恐るべし。笑









◇ 論語活学19(2)••••••
※乱世を逃れる隠士を主人公にする物語中心
18-6. 鳥や獣を仲間に暮らすことはできない。私達人間は、やっぱり人間と生きていく。
18-7. 長幼の序が大切なら、君臣の義理の方がもっと大切だ。ひとり逃れて身を清くするのは、人倫の大義を乱すに等しい。
18-10. ひとりの人間に完全を求めてはいけない。

19-1. 士なら、君父の危機を救うためには身命をも差し出し、利益を前にしては道理を基準に判断し、祭りに誠を尽くし、喪にあっては悲しみを極めんことを思う。
19-4. どんな小さな道にも見所はあるが、大道から離れるな。
19-8. 小人は、過てば誤魔化す。
19-9. 君子の様子は三変。遠くから見ると厳然(礼)、近くに寄ると穏やか(仁)、言葉を聞くと厳しい(義)。
19-11. 余裕を持つことは大切
19-21. 君子の過ちは日食のよう。一時的なもの。

20-2. 五美→恩恵は与えるが費用はかけない。働きながら他人を恨まない。意欲を持ちながらガツガツしない。どっしりしていて高慢でない。威厳があって激しすぎない。
四悪→国民を教化せずに罰する。前から注意せず、急に仕上げろと言う。命令はいい加減で期限が厳格。人に分け与えるのにケチ。
20-3. 天命・礼・言。
言→コミュニケーションが人を人間にする。意は言を尽くさず、言は書を尽くさず。
読むことは人を豊かにし、話すことは人を機敏にし、書くことは人を確かにする。

お疲れぃ!









◇ 論語活学19••••••
16-4. 益者三友、損者三友
16-5. 益者三楽、損者三楽
16-6. 三愆
16-7. 三戒
16-8. 三畏
16-10. 九思〜内面を磨き、外に表れるものを美しくする
16-13. 詩、礼、間合いを取る

17-2. 習慣と学習により、いくらでも向上できる
17-3. 原則を振りかざしすぎず、理論の限界を見据えておく
17-6. 仁〜恭・寛・信・敏・恵
17-7. 修羅場をくぐる 1
7-10. 詩経のいろはも分からない者は、挫折しているのと変わらない。
17-12. 表面だけつくろって、内面が怠慢なのは大嫌い
17-16. 三疾。自信がない、節度がない、嘘をつく
17-17. 巧言令色少なし仁(1-3と同じ)
17-19. 主体性を発揮しろ。語ってもらうことを期待するな。
17-20. 会わない訳があり、会わない。それに気付いて反省しろ。
17-22. 何もしないなら、ギャンブルでもした方がまだましだ
17-23. パスカル パンセ「正義なき力は暴力なり。力なき正義は無力なり」。
17-25. 女子と子供は扱いにくい
17-26. 年齢40にしても他人の気持ちが分からず、そのため他人から憎まれるようではどうしようもない。







◇ 論語活学18(3)••••••
14-1. 不道徳な国で公務員として働くのは厳しい
14-3. 故郷にばかりしがみつくな
14-5. 徳あれば言あり、仁あれば勇あり。逆は真ならず。
14-8. 可愛い子には旅をさせよ。深い愛情があればこそ、厳しさにも信念が持てる。
14-11. 貧しくて怨み言を言わないのは難しい
14-18. 管仲の優れているところ(cf.3-22)
14-24. 道理と利益、どちらも分かりたい
14-25. 人に名前を知られることを目標に学問するのでは情けない
14-27. その立場にいなければ、無責任なことは言わない
14-30. 仁者は憂えず、知者は惑わず、勇者は恐れず
14-31. 他人のことを批評するヒマなどない
14-32. 他人に認められることを求めず、自分の実力をつけ、また他人を認めることに努力せよ
14-33. 騙されず、邪推せず、人より先に気がつく
14-35. 優れた者はその品格が評価される
14-36. 徳には徳をもって、怨には直をもって応対する
14-37. 天命に安んじる。愛人敬天
14-39. 時には、見限ることも必要
14-43. 上に立つ者は礼を好むべし
14-44. 己を修めて以て敬す

15-2. 泰然自若、失意泰然
15-3. 我、一を以てこれを貫く
15-8. 言うべき相手に言う。
15-9. 死して仁をなすことあり
15-12. 遠きを考えないと、手近なところで心配が起こる
15-15. 自分に厳しく、相手に優しく
15-17. 金と食物の話だけじゃ、情けない
15-18. 義が本質。それを出すには礼(謙遜と信義)に従う
15-20. 世の中に名前が出てくる
15-21. 自力主体
15-22. 親和、矜持
15-23. 言を以て人を挙げず、人を以て言を棄てず
15-24. 恕
15-27. 小さなことは大目にみておかないと、大きな計画に支障が出る
15-28. 他人が嫌っていても好きでいても、自分で詳しく調べてみてから結論を出す
15-30. 過ちで改めない。それが過ち。
15-31. 下手な考え休むに似たり。学べ。
15-36. 仁にあたっては、師にも譲らない
15-37. 君子は貞にして、諒ならず〜細かい正しさにはこだわらない
15-39. 人間は教育が問題。身分ではない。
15-40. 道が同じでないと、深い話はできない







◇ 論語活学18(2)••••••
12-1. 克己復礼
12-2. 己の欲せざる所を人に施すことなかれ。自分を主眼にしてるからやりやすい。
12-3. 言葉に対する責任は軽くない
12-7. 信なくんば立たず!
12-10. 人の上に立つ者で、喜怒哀楽の感情の変わりやすい者程、始末に悪い者はいない。
12-11. 「らしく」考え、行動する
12-15. 知識は礼で束ねる
12-16. 君子は人の美点を成就させる。小人は逆。
12-21. まず努力!利益はその後!
12-23. 友への忠告にも限界はある。度を超えると自分が辱められるぞ。
12-24. 切磋琢磨

13-1. 率先垂範と労(ねぎら)い。そして、倦むことなかれ!
13-3. 言葉と実行。軽はずみな発言は無し。
13-5. 理解だけでなく、応用して、自分の感情を表現する
13-6. 上に立つ者は身を正しく
13-9. 人を多く!豊かに!教育!
13-15. せっかち、批判や忠言を聴かないと、失脚は早い
13-17. 政〜民を富まし、正しい道を教える
13-18. 見かけの不正直の中の正直さ
13-21. 中行、狂人、強情
13-23. 君子は和して同ぜず
13-24. 善人に好かれ、悪人に嫌われる
13-25. 君子は仕えやすく、喜ばせにくい
13-26. 泰(ゆた)かにして驕らず
13-27. 剛毅木訥、仁に近し
13-28. ビシビシ励まし、なごやかに親しむ
13-30. 教えないで用いるのは棄てているのと同じだ







◇ 論語活学18••••••
毛虫も蜘蛛も蟻も、戸惑いながらも歓迎してくれたと私達は勝手に思い込み、土曜の朝の論語は青空教室。

私達が自然の中に入っていくのだから、自然や生き物にケチをつけるのは筋が通らない。山も水も毛虫も楽しみ(6-3)、様々に学んだことを人に対するは礼でまとめ(6-27)、事に臨んでは、人を引き立て(6-30)、発展を目指し変化しながらも常識に外れない中庸法でいく(6-29)。

新たな朝を感じさせる論語の言葉は「述べて作らず」(7-1)、学ぶ中にも遊びの余裕を持ち(7-6)、積極的態度を要求する(7-8)。その勇気とは「重圧のもとでの優雅で気高く、ユーモアのある振る舞い」(7-10)を言い、そんな勇気を備えたリーダーなら、仕事でも義から離れずに儲けていける(7-15)。
仕事に打ち込む姿勢は真剣・夢中(7-18)。どんな連中も仲間に引き入れる度量を持ち(7-21)、武勇伝が生まれようと怪力乱神については語らない(7-20)。のめり込む程に節度を持ち(7-26)、大切なことは自ら求め、自ら会得しろと励ます(7-29)。そんな、温かく厳しい男に(7-37)、私はなりたい。







◇ 論語活学17(2)••••••
10 郷党編は、例外的に孔子の日常の生活ぶりと、公的生活の有り様が記述されている。
10-1. 私人としては好々爺、公人としては謹厳
10-2〜7. 礼の典型
10-8〜11. 食事…酒は量なく、乱に及ばず
10-17. 馬を問わず…人道主義
10-21. すぐに出かける…誠実さ
10-22. 事ごとに問う
10-24. 死体のようには寝ない。家にいる時は穏やか
10-25. いずまいを正す

11-5. 子供が親に孝行を尽くすというのは、子供自身の心がけにあるが、 時にはその子供に孝行をさせるのも親の仕向け方如何による。
11-12. 畏敬はあるが、学問としては死後の世界は問題にしない
11-14. 中庸
11-15. 百里を行くものは九十九里をもって半ばとす
11-16. 過ぎたるは猶及ばざるが如し
11-19. 学問も利益も。
11-20. 古人を模範として学ばないと、奥義には達しない。
11-22. 人によって説き方は変わる。
11-25. 口達者は憎らしい
11-26. 論語最長文…人生の目的は幸福を求める







◇ 論語活学17••••••
GW、今回初めて参加してくれた人達の感想…
1.論語の言葉は新鮮で謙虚になる
2.実践して行き詰まらないような気がするが、これはすごいことだ
3.昔の人の方が頭良かった?というより、今の人頭を使ってない?笑
4.学んで習う(知識を得て実践していく)…簡単な人には簡単、当たり前 等。

知識で留めるのではなく、日常実践の教訓としての言葉が論語。

論語ではないが、学ばせて頂きました↓
<子育て四訓> 1. 乳児はしっかり肌を離すな
2. 幼児は肌を離せ、手を離すな
3. 少年は手を離せ、目を離すな
4. 青年は目を離せ、心を離すな







◇論語活学16••••••
9-4.自在に生きるために抑える4つのわがまま…意・必・固・我(自分勝手・無理押し・執着・片意地)。
9-8.とにかく頭を大いに使い、知恵を絞り出す楽しみ。
9-19.九仞の功…完成寸前に飽きて怠けること→志が弱いから。
9-21.男の志は奪うことはできない。
9-22.困難こそ、幸福の母。
9-24.遠回しに柔らかく説く。
9-25.後生畏るべし。40〜50歳で名声が聞こえなければ畏れるに足らず。
9-28.歳寒うしてのち松柏を知り、事難うしてのち智者を知る(荀子)。
9-29.知仁勇のバランス。
9-30.常道だけでなく、権道、変道に上手く処してこそ。
11-5.子供が親に孝行を尽くすというのは、子供自身の心がけにあるが、 時にはその子供に孝行をさせるのも親の仕向け方如何による。







◇ 論語活学15(2)••••••
8-1.大陰徳。
8-2.礼節を失えば悪徳に変ずる。
8-4.身体動作・顔色・言葉は温恭慎重に。
8-5.謙譲の徳。
8-7.弘毅、仁義、任重くして道遠し。
8-9.説明を尽くすことはできない。信頼を得よ。
8-11.驕りと出し惜しみはNG
8-13.出処進退…積極的に国家のためを考え、国家の危機が生じないよう努力。
8-16.志ばかり大きく実行に欠け、無知でありながら学ばず、無芸無能でありながら無責任不誠実な輩が多い… 情けない。
8-17.学ぶことに終わりはない。







◇ 論語活学15••••••
論語は全20編、その数字の上では「第7 述而編」はまだ半分にも満たないが、ここを終えると、 2/3終えたという感覚だろうか。

7-1.「述べて作らず」…謙虚さ、常識の大切さ→しかし、先例にこだわってばかりいては意志が弱くなる。 常識を重んじながらも、毅然と未来を切り開く強さが大事→常識と毅然さ(信念)のバランスは大丈夫か? 弱くなってないか?
7-3.つまらない意地はでかいツケになって戻ってくる。徳を修めない、学問を習わない、正義についていかない、 過ちを改めない。他人の事は批判が正確、自分のことは判断が狂う。
7-6.人は、その行為に於いて過不足なく、志が強固で、その上に趣味があれば言うことなし。
7-8.教授法…熱心でない者には、詰め込みで教えても効果はない。
7-10.勇気とは、重圧のもとでの気高さと優雅さ。
7-11.道理・仁義の姿勢はこれを崩さず…「川海は細流れを捨てず、大山は土壌を譲らず」。
7-14.腹に怨みをためない処世…仁
7-15.楽天主義+富貴
7-18.不安・心配を消し去る法…熱意を持って物事にはに取り組む。
7-19.精進!
7-20.怪力乱神→常徳治人
7-21.正師から何を捨て、反面教師から何を得るか。
7-22.やましくない人間だけが持つ気迫。
7-23.裸、懐の深さ。
7-24.人間に厚みを加える…学問・礼儀、実践、忠、信義。
7-25.恒の心
7-26.のめり込む物事にこそ、節度を設けよ。
7-29.仁遠からんかな。
7-35.浪費も吝嗇もダメ。
7-37.外形は心で調節する!  







◇ FEG勉強会 論語活学14(2)••••••改めて学而編1-1が、「学問は活学(実行)となったているか?」と問うてくる。
1-1.「学びて時にこれを習う」…知行合一、知行合一、知行合一となっているか!道は実践して初めて価値がある→まだまだ道は遠い。
1-2.人選には、知恵の回るものより人情に厚い者を。知と情なら情の人を重視する。知と情、どちらを身につけるのが大変か。 どちらが人間としての根っこか
→知に片寄る事がある私は未熟だ。
1-3.「巧言令色鮮なし仁」…「剛毅木訥仁に近し」→本当に大切なことは言葉にしない。 必要以上に上辺を飾るのは見苦しい→言葉が多すぎる私は未熟だ。
1-4.「日に三たび吾が身を省みる」…日々、人に対するに義・勇・仁・礼を尽くしたか→礼も仁も足りない私は未熟だ。 特に言葉遣いと立居振舞か。
1-6.実学だけでは我流に終わり、学問だけでは信念や勇気に欠ける。人付き合いは、 敬意・孝行・親切の実行→自分の利益を図ろうとしていないか反省すべき私
は未熟だ。
1-7.人道の大元(仁義礼智信厳勇)をつかんでいなければ、学問したところで美味い飯は食えない→心技体が一致していない私は未熟だ。
1-8.「君子は常に心を重厚に、人には忠実信頼を旨とする」「賢い者を友に」「過失に気付けばすぐに改める」→道は遠い…。
1-13.道理と礼儀と節度ある交際→これら3つが守れれば死角なしだろう。まだ未熟だ。
1-15.道と礼に楽しみ、学問をする上での工夫に富む。…結果は自然とついてくる→「もう一押し」の後にこそ、結果が得られる。途中でくたばるな!
1-16.自分の実力以上に自分を周囲に認識させようとするのは恥ずかしい。 判断の目も曇らせる→人事を尽くして天命を待つ→周囲の雑音は聴かない。







◇ FEG勉強会 論語活学14••••••雍也
6-1、2.上に立つ者の、大まかさや鷹揚さ→細かい欠点に目がいく私は未熟だ。
6-3.「怒りを移さず」…短気はすべての長所を帳消しにしてしまう→学問だけではダメ。克己修養が必須→忍耐力に欠ける私は未熟だ。
6-7.「その心三月仁に違わず」…志は3ヶ月変わらなければ、ホンモノになる→成果の見えない最初の3ヶ月を継続するのを辛く感じる私は未熟だ。
6-10.「この人にしてこの病いあり」…まさかあの人があんな病気に罹るなんて!→なんと無念で悔しいことだろう。
6-11.金が無ければ援助もできない…が、志を曲げず、富貴に溺れず、威に屈しない→金は儲ける。そして、富貴を超えて周囲のために役立つ。
6-12.「今汝は限れり」…自分で自分を見限るのは卑怯者だ。男としてのタフさ、己の任務は死ぬまで貫く覚悟がなく、 常に前へ進もうと努力しないとは何事だ。
道は実行により初めて価値を生ずる→卑怯・臆病・怠惰など、言語道断。
6-13.目先の小さな利に心を奪われるな。速くやろうとすれば達成しない→待つと言っておきながら催促した私は未熟だ。
6-14.名補佐役のネガティブリスト…1.安直な道を選ばない。2.公私をわきまえる。
6-15.後始末にこそ男の真価が問われる…進撃よりも退却を上手く、 益勘定より損勘定を精細に行う→どんな苦境でも後始末を見事にこなしてきたか?「否」と
答えざるをえない私は未熟だ。
6-18.外形と内面のバランス…精神を実地で活用展開できること。精神ばかりの男は評価しない。 どんなにスポーツが出来ても論語が分からない男も評価でき
ない→一方に偏らないように心掛けたい。
6-19.正直は最良の策…不正直な者にとっては、世の中は厳しく生きるのは難しい場所→不正直を取り繕うこともある私は未熟だ。
6-20.苦痛なことが苦痛でなくなる秘訣…楽しむこと。心に喜神を持つ。楽しめなければ困難に挫折しやすい→楽しむこと、 道との一体感を持つ事が苦手な私は
未熟だ。
6-21.効果的に人に教える鉄則…何事も「人を見て法を説く」ようにしないと、苦労ばかり多くて効果は薄い→ 人を見ていない私は未熟だ。
6-22.知者とは、人事を尽くし、神仏を敬いつつも遠ざける者。仁者とは、利己心に打ち勝って礼に立ち返り、 誠意を持って人に接する苦労を先にして利益を得る
のは後にする者をいう…人事を尽くして天命を待つ。克己復礼。先憂後楽→どれも中途半端な私は未熟だ。
6-23.知仁兼備…動中に静あり。静中に動あり。→どちらかに片寄る私は未熟だ。
6-27.頭の中の知識を統一する薬味は「礼」…学んだことを「礼」を持ってまとめたかどうかにより、 男の器量に違いが生まれる→礼でまとめきれていない私は
未熟だ。
6-29.あらゆる事態に即応できる方法…相対するものの矛盾を克服し、一段上へ発展させる「中」。 過ぎる事なく、不足する事なく平常の道を行く中庸→相手の
立場になりきれない私は未熟だ。
6-30.「広く民に施して衆を救う」…仁ところか聖だ。仁者は、自ら立とうと思ったら、その前に他人を引き立てることに力を尽くす →他人の引き立てに力を尽く
しているか?

論語の教訓は実行の教えだ。実践を通じてオセロの様に未熟さをひっくり返す。







◇ FEG勉強会 論語活学13••••••語句の暗記と実践。
最近のニュースや身の回りの出来事に当てはめて、自反自修。
2,500年前の箴言に、古さは無い。

・バド違法賭博
・空自機墜落
・朝霞誘拐
・広島G7外相会議
・社会に満足62%…
・各自の仕事、日常…。

4-8「朝に道を聞かば、夕に死すとも可なり」。
自分を見限ってはいけない。人事を尽くして天命を待つ。どこまでも人事を尽くす。覚悟を決めて物事に取り組む。







◇ FEG勉強会 論語活学12(7.E)••••••
16-4 益者三友…直きを友とし、諒を友とし、多聞をともとす
16-5 益者三楽…礼楽、人の善、賢友
16-6 三愆…躁、隠、瞽
16-7 三戒…色、闘、得(欲)
16-8 三畏…天命、大人、聖人の言
16-10 九思…事は敬を思い、 17-2 性は相近し。習えば相遠ざかる

17-3 唯上知と下愚とは移らず
17-6 仁…恭と寛と信と敏と恵なり
17-17 巧言令色、鮮ないかな仁
17-23 君子は義を以て上と為す
17-25 唯女子と小人は養い難しと為すなり
17-26 年四十にして悪まる、それ終ぬるかな

18-10 君子その親を施てず…一人に備わらんことを求むるなかれ

19-1 士、危きを見ては命を致し、得るを見ては義を思い、祭には敬を思い、喪には哀を思わば、それ可ならんのみ
19-2 徳を執ること弘からず、道を信ずること篤からずんば、
19-8 小人の過つ時は必ず文る
19-9 三変…厳然、温やか、激し
19-10 信じられて而して後に
19-11 大徳は矩を踰えず、小徳は出入りするも可なり
19-13 仕えて優なれば則ち学び、学びて優なれば則ち仕う
19-14 喪は哀を尽くすのみ
19-21 君子の過ちや、日月の蝕するが如し

20-2 五美…恵して費やさず、労して怨みず、欲して貪り読らず、泰かにして驕らず、威あって猛からず
四悪…教えずして殺す、戒めずして成るを視る、令を慢くして期を致す、人に与うるに出納の吝かなる
20-3 命を知らざれば、以て君子と為すことなきなり。礼を知らざれば、以て立つことなきなり。 言を知らざれば、以て人を知ることなきなり。







◇ FEG勉強会 論語活学12(6)••••••
14-3 士にして居を懐うは、以て士と為すに足らず
14-5 勇者は必ずしも仁有らず
14-7 小人にして仁なる者有らざるなり
14-11 貧しくして怨むなきは難く、富みて驕るなきは易し
14-13 利を見ては義を思い、危きを見ては命を授く
14-23 欺くこと勿れ。而してこれを犯せ
14-24 君子は上達し、小人は下達す
14-31 それ我は則ち暇あらず
14-32 人の己を知らざるを患えず、己の能なきを患えよ
14-35 驥はその力を称せず、その徳を称するなり
14-36 直きを以て怨に報じ、徳を以て徳に報ぜよ
14-37 我を知る者はそれ天か
14-44 己のを修めて以て敬す  

15-3 非ず、予一以てこれを貫く
15-8 与に言うべくしてこれと言わざる時は、人を失う。与に言うべからずしてこれと言う時は、言を失う
15-9 身を殺して以て仁を成すことあり
15-11 佞人は殆うし
15-12 人にして遠きを慮りなければ、必ず近き憂いあり
15-15 躬自ら厚くして、薄く人を責むれば、則ち怨みに遠ざかる
15-17 群居して終日、言、義に及ばず
15-21 君子は諸を己に求め、小人は諸を人に求む
15-22 君子は矜にして争わず、群するも党せず
15-23 言を以て人を挙げず、人を以て言を挙げず
15-24 それ恕か。己の欲せざる所を人に施すこと勿れ
15-27 巧言は徳を乱る。小、忍ばざれば、則ち大謀を乱る
15-28 衆これを悪むも必ず察し、衆これを好むも必ず察す
15-29 人能く道を弘む。道人を弘むるに非ざるなりなり
15-30 過ちて改めざる、是を過ちと謂う
15-30 学ぶに如かざるなり
15-36 仁に当たりては、師にも譲らず
15-37 君子は貞にして諒ならず
15-38 君に事うるには、その事を敬みてその食を後にす
15-40 道同じからざれば相為に謀らず
15-41 辞は達するのみ







◇ FEG勉強会 論語活学12(5)••••••
11-12 未だ生を知らず、焉んぞ死を知らん
11-16 過ぎたるは猶及ばざるが如し
11-20 迹を踏まず。亦室に入らざるなり 12-1 己に克ちた礼に復るを仁と為す

12-2 己の欲せざる所を人に施す勿れ
12-7 民信なくんば立たず
12-11 君君たり、臣臣たり、
12-15 これを約するに礼を以てすれば、亦以て畔かざるべし
12-16 君子は人の美を成し、人の悪を成さず
12-23 自ら辱むることなし

13-1 倦むことなかれ
13-6 その身正しければ、令せずして行われ
13-17 速やかにせんと欲すれば則ち達せず。小利を見れば則ち大事成らず
13-23 君子は和して同ぜず、小人は同じて和せず
13-24 郷人の善き者これを好み、その善からざる者これを悪むに如かざるなり
13-25 君子は事え易くして説ばせ難きなり
13-26 君子は泰かにして驕らず
13-27 剛毅木訥は仁に近し







◇ FEG勉強会 論語活学12(4)••••••
9-4 子、四つを絶つ、意なく、必なく、固なく、我なし
9-17 逝くものは斯くの如きか、昼夜を捨てず
9-19 止むるは吾止むなり。…進むは吾往くなり
9-23 苗にして秀でざる者あり、秀でて実らざる者あり
9-23 後生畏るべし。焉んぞ来者の今に如かざるを知らんや
9-25 過てば則ち改むるに憚ること勿れ
9-26 匹夫も志しを奪うべからざるなり
9-28 歳寒くして、然る後、松柏の彫むに後るるを知る
9-29 知者は惑わず、仁者は憂せず、勇者は懼れず
9-30 与に立つべきも未だ与に権るべからず
10-8 酒は量なく、乱に及ばず
10-17 人を傷なえりやと。馬を問わず
10-24 居るに容らず
15-41 辞は達するのみ







◇ FEG勉強会 論語活学12(3)••••••
6-3 学を好み怒りを遷さず、過ちを再びせず
6-7 回や、その心三月仁に違わざれ
6-12 力足らざるものは中道にしてやむ、今女は画れり
6-14 行くに径に由らず、公事に非れば、未だかつて偃の室に致らざるなり
6-18 質、文に勝る時は則ち野、文、質に勝る時は則ち史、文質彬彬
6-19 人の生くるや直し
6-20 これを知る者はこれを好む者に如かず、これを好む者はこれを楽しむ者に如かず
6-21 中人より以下には以て上を語るべからず
6-22 民の義を務め、鬼神を敬して遠ざく、知と謂うべし。…仁者は先ず難んで後に獲、仁と謂うべし
6-23 知者は水を楽しみ、仁者は山を楽しむ

14-36 直きを以て怨に報じ、徳を以て徳に報ぜよ
14-37 我を知る者はそれ天か
14-44 己のを修めて以て敬す  

7-1 述べて作らず、信じて古を好む
7-6 道に志し、徳に拠り、じんに依り、芸に遊ぶ
7-8 憤せずんば啓せず
7-10 必ずや事に臨みては懼れ、謀を好みて成さん者なり
7-15 不義にして富み且つ貴きは、我に於いて浮雲の如し
7-18 憤りを発して食を忘れ、楽しみて以て憂いを忘れ、老いの将に至らんとするを知らざるのみと
7-20 子、怪力乱神を語らず
7-21 三人行めば必ず我が師を得
7-22 桓魋それ予を如何せん
7-24 子、四つを以て教う。文、行、忠、信
7-26 子、釣して網せず、弋して宿を射ず
7-29 仁遠からんや、我仁を欲すれば、斯ち仁至る
7-35 奢れば則ち不遜、倹なれば則ち固し、
7-37 子は温やかにして厲しく、威あって猛からず、恭しくして安し

8-7 士は以て弘毅ならざるべからず。任重くして道遠し。仁以て己が任となす、亦重からずや。 死して後已む、亦遠からずや。
8-8 詩に興り、礼に立ち、楽に成る
8-9 民は由らしむべし、知らしむべからず
8-16 狂にして直からず、侗にして愿ならず、悾悾にして信ならずんば、吾これを知らざるなり
8-17 学は及ばざるが如くするも、猶これを失わんことを恐る







◇ FEG勉強会 論語活学12(2)•••••• 論語、言葉の暗記
4-1 仁に里るを美しと為す
4-3 唯仁者能く人を好み、能く人を悪む
4-5 富と貴きとは、これ人の欲する所なり
4-8 朝に道を聞かば、夕に死すとも可なり
4-13 能く礼譲を以て国を為めんか
4-14 知らるべきを為さんことを求む
4-15 夫子の道は忠恕のみ
4-16 君子は義に喩り、小人は利に喩る
4-24 君子は言に訥にして行いに敏ならんことを欲す
4-25 徳孤ならず、必ず隣あり 5-5 雍は仁にして侫ならず

5-10 朽ちたる木は彫るべからず
5-11 吾未だ剛なる者を見ず
5-15 敏にして学を好み、下問を恥じず、是を以てこれを文と謂うなり
5-16 行恭 事敬 養恵 使義
5-17 善く人と交わり、久しくして人これを敬う
5-20 再び思えば斯ち可なり
5-21 その知は及ぶべきなり、その愚は及ぶべからざるなり
5-23 旧悪を念わず
5-26 老者には安ぜられ、朋友には信ぜられ、少者には懐かしまれん








◇ FEG勉強会 論語活学12••••••本日もお疲れ様。
一定数以上の言葉を「暗記」することで、心が導かれることもある。言葉が新しい習慣を作り出すこともある。

1-3 巧言令色、鮮なし仁
1-4 日に三たび吾が身を省みる
1-5 事を敬(慎)んで信あり
1-8 過てば則ち改むるに憚ること勿れ
1-12 礼はこれ和を用うるを貴しと為す
1-13 信、義に近づけば、言復むべし。恭、礼に近づけば、恥辱に遠ざかる
1-14 君子は食飽かんことを求むるなく
1-15 諸に往をつげて来を知るものなり
1-16 人の己を知らざるを患えず、人を知らざるを患えよ

2-1 政を為すに徳を以て
2-4 十有五にして学に志し、三十にして立ち、四十にして惑わず、五十にして天命を知る。六十にして耳順う、七 十にして心の欲する所に従いて矩を踰えず
2-10 その以す所を視、その由る所を観、その安ずる所を察すれば、人焉んぞ隠さんや
2-11 故きを温めて新しきを知る
2-12 君子は器ならず
2-13 まずその言を行う
2-14 君子は周しみて比らず、小人は比りて周しまず
2-15 学びて思わざれば則ち罔く、思いて学ばざれば則ち殆う
2-16 異端を攻むるは、これ害あるのみ
2-17 知れるを知るとなし、知らざるを知らずとせよ
2-18 言に尤寡なく、行に悔寡ければ禄はその中にあり
2-22 人にして信なければ、その可なるを知らざるなり
2-24 義を見て為ざるは勇なきなり

3-7 その争いや君子なり
3-8 絵のことは素(白)きを後にす
3-20 楽しみて淫せず、哀しみて傷らず
3-21 成せし事は説くべからず、遂げし事は諌むべからず、既往は咎むべからず

4-1 仁に里るを美しと為す







◇ 第11回勉強会 論語活学(20堯日)•••••堯日第20-3
3.天命を自覚し、礼を知り、主義思想を理解する。









◇ 第11回勉強会 論語活学(19子張)••••••子張第19-1〜17
1.華も実もある武士道精神…利を見て義を思い、危きを見て命を授ける。
2.徳を守って強く、道を信じて誠実に。そうでなければ、世に生きても死んでも、何の影響も残らない。
6.広く学びしっかり覚え、鋭く質問して身近な問題について考える。
8.己を必要以上に粉飾してはならない。
9.君子の様子→遠くから見ると厳然。近くに寄ると穏やか。言葉を聞くと厳しい。
10.敵を味方につける方法…まず、信用されること。そのためには誠意。人は感情の動物だから、情意の疎通が第一。平素の交わりが無ければ、正しいことも通らない。
11.細かいことは、煩く言わない。
17.自分を出せるのは、親の喪の時くらいなもの。







◇ 第11回勉強会 論語活学(18微子)••••••微子第18-6
6.避世主義・快楽主義→人はただの動物ではない。









◇ 第11回勉強会 論語活学(17陽貨)••••••陽貨第17-2〜26
2.性相近し、習えば相遠ざかる…習慣(躾)と学習でいくらでも向上できる。
5.仁の実行五種→礼儀正しさ、おおらか、誠実、行動は敏、恵み深く。
6.座れ。汝に語ろう…箇条書き、図式的、物語。
16.三疾→自信がない。見境ない。騙す。
17.巧言令色はNG。
19.行動により思想は分かる。言葉ではない。
20.言葉でより、心と心で通じあう。
22.何もしないよりは、バクチでもしていた方がマシ。
23.君子→正義のない勇気は乱を起こす。小人→正義のない勇気は盗賊を働く。
24.君子も憎む→人の悪口を言う者、下位にいて上位を非難する者、勇気あるが礼儀をわきまえない者。
25.道をもってすれば、親しく近づけても不遜にならず、遠ざけても恨んだりしない。男女は違う者として、相互に協力していくべきもの。互いにそれぞれの長所を分担すれば能率も上がり、利益も大きい。
26.年四十にもなって他人の気持ちが分からないようでは終わりだ。







◇ 第11回勉強会 論語活学(16李氏)••••••李氏第16-4〜13
4.有益な友…正直、誠実、物知り。有害な友…お調子者、上辺を飾る者、口達者な者。善友は助け合って成功し、悪友は誘い合って堕落する。
6.過ち三種→まだ発言すべきでないのに発言する(ガサツ)。発言すべき時に発言しない(隠)。顔色を見ずに発言する(メクラ)。
7.戒め三種→異性関係、闘争好き、欲張り。
8.敬虔さ三種→天命、大人、賢人の言葉。
9.自分の才知に見切りをつけず努力して学ぶこと。
10.自省項目9つ。はっきり視る。細かく聴く。顔色は温和。姿は恭しく。言葉は誠実に。仕事は慎重に。疑問は正しく解決。怒りは非難も考慮。利益は義に適っていたか。
13.教養、礼、遠ざけて教える。







◇ 第11回勉強会 論語活学(15衛霊公)••••••衛霊公第15-7〜41
7.死んで諫言して君主を動かす。
8.人と接するには、その人を知ること。その間合い、呼吸を知ること。
12.長期的展望に立ち、計画的に実践する。一日の計は鶏鳴にあり。一生の計は少年にあり。
15.自分に厳しく、人には美点を見出し寛容に接する。和気藹々、円滑。我が身をつねって人の痛さを知り、仁の心で人に接する。
21.全て期待するものは己の中にある。
23.言葉に聴くべきものがあれば、どんな人でも退けてはならない。
24.恕。自分のして欲しくないことは、人にしてはならない。
27.飛ぶ鳥に気を取られて、背後の大空を見逃していないか。
30.過ちをさっさと改める。悔悟・改心への期待。過ちをどうリカバリ、フォローするかがその人間の値打ちを決める。
41.最高の自己実現法→書は姓名を記せば足りる。







◇ 第11回勉強会 論語活学(14憲問)••••••憲問第14-5〜37
5.言葉と徳は、逆は必ずしも真ならず。
8.深い愛情があるからこそ、厳しさに自信が持てる。可愛い子には旅をさせよ。人に誠実に尽くすのは勝手放題にさせることでは無い。教え諭すこと→道を知り善に志すようになる。
11.貧乏は人の逆境。富は人の順境。富を得ろ。しかし贅沢は心身を滅ぼす。
23.勝負所は正攻法で。まず偽りはいけない。それから逆らって諫言せよ。
24.立身出世の方法に、道理と仁義を忘れていないか。
25.知識の消化不良を防ぐ…耳から入って心に届く。耳から入って口から出る。自分を益し、人を益する。
30.謙遜は人の美徳。
33.相手がどうあれ、自分はただ誠をもって接するだけ。しかも相手の真意を見極めることができてこそ賢と言える。先回りできるだけではダメ。
35.徳のない才能は、とても危険。不真面目で才能があるものは、野犬や狼と同じ。近づけてはいけない。
37.強さは孤独と背中合わせになっている。







◇ 第11回勉強会 論語活学(13子路)••••••子路第13-1〜28
1.率先垂範。先憂後楽。倦むことなかれ!
2.意中有人。
4.米は米屋。
5.教養は、それを応用して己を表現できないとダメ。
6.多くの人から見られている。まず自らを正しくして行動で示す。
8.財産を貯蓄する心がけ…足りる、整う、良くなる。
9.人を多くし、裕福にし、教養を積ませる。
13.まず己の生活姿勢を正しく。
17.焦らない。小さな利益に目を奪われない。
18.見かけの不正直の中にある、本当の正直。
19.何処でも引き立てられるには→振る舞いは恭(へり下る)、仕事は慎重・丁寧、他人との交際は誠実。
20.士の条件…1.恥を知り使命を果たす。2.孝行者で目上に敬意を払う。3.言葉に嘘がなく、行動は思い切りが良い。コチコチの小人だが。器量が小さいのはNG。
21.中庸、情熱家、強情者。
23.「和する」「同ずる」の違い→君子は相親しみ相和らいで、気持ちの食い違いがない。その親和の心は義から出ている。私利私慾はない。
24.丸角。善人には好かれ、悪人には嫌われろ。八方美人はいけない。
25.君子は仕えやすいが、道理・信念があるので喜ばせるのは難しい。小人であれば、仕えにくいが喜ばせるのは簡単。
26.処世で沈没しない法…君子か小人かを見極めて付き合う。漫然と付き合えば沈む。君子は泰(ゆた)かにして驕(おご)らない。
27.剛毅木訥⇄巧言令色。教育わ立て直し国民精神を鍛える。
28.士…ビシビシ励まし、和やかに親しむ。







◇ 第11回勉強会 論語活学(12顔淵)••••••顔淵第12-1〜23
1.克己復礼。身がよく礼を踏まえれば、心もよく己に克つこともできる。礼の工夫は身をもって言い、心をもって言わない。
2.人を見て法を説く。
3.饒舌家は仁に乏しい。言葉の責任。実行が伴ってはじめて価値を生ずる。罪悪。
8.実質が大事。そして、実質から出てくる上辺も大事。
10.人を一段と鍛え上げる内面の工夫…忠実信実。
11.常に「らしく」考え、「らしく」振る舞う。
13.裁判の巧さより、紛争が起こらないように仕向ける。
14.仕事・政治…怠けることなく誠実に。
16.人の善事を助成し、悪事を助成しない。
19.政治は法律万能主義より、まず己の姿勢を正すこと。
21.一時の怒りを我慢する。ここが我慢のしどころ。なすべき事をまずやる。常に自らを省みて、無駄なものを省く→悪を治める工夫。
23.友への助言…忠告は打ち止めのタイミングを誤るな。







◇ 第11回勉強会 論語活学(11先進)••••••先進第11-1〜23
1.まず信念と実行力。次に教養と文化。これらの調和が大切。
4.愛弟子にも、時に無理難題を出す。
5.時勢の進化変遷を考慮して、その才能を発揮させるよう仕向ける。孝行。
12.鬼神、死後について学ぶより、今!
14.歴史を踏まえず、新に飛びついても根無し草になるだけ。
16.過ぎたるは猶及ばざるが如し。
20.歴史、先人の歩んだ道の跡を追って修行しなければ、奥義には達しない。
21.議論だけでは、君子か偽者か分からない。
23.師弟最高の殺文句→敵中に死ぬ覚悟。







◇ 第10回勉強会 論語活学(10郷党)••••••郷党第10-2〜17
2.目下には温和に、同僚には中正に、目上には恭しく。
8.腹一杯食べるのは幼稚だ。
17.ケガした人はいなかったか。人道主義。







◇ 第10回勉強会 論語活学(9子罕)••••••子罕第9-4〜30
4.「私」ではなく「義(道理)」に敵うように。意・必・固・我が「私」に基づく不道理に働く場合を断つべき。
8.どんな人にも物事の始終本末を尽くして応対する。
19.志が弱ければ、最後の一歩というところで怠けてしまい、水泡に帰すことになる。
22.困難に際して、決して諦めるな!精神一到、何事か成らざらん。
23.いい顔で年を重ねるには→後生畏るべし。しかし年を重ねると過去ばかり話す悪い癖が出る。未来を見続け、努力を怠らない。
24.説得法→人を教え諭すには、正面からより遠回しに柔らかく説く。行動を改めなければ何の益もない。
26.立志の尊さと、人の意思の強さ。人の心を重んじろ。
28.松柏に学ぶ、環境に負けない忍耐力と志。「歳寒うしてのち松柏を知り、事難うしてのち智者を知る(荀子)」。
29.三徳(知・仁・勇)…ワシントンや家康
30.ものには順序があり、そのレベルでないところを強要してはならない。常道・王道あり、権道・変道あり。様々に処してこそ。







◇ 第10回勉強会 論語活学(8泰伯)震••••••泰伯第8-1〜17
1.遠く50年先まで読み実行した泰伯の大陰徳
2.「礼節」は人の行動の基準。やり過ぎると、美徳も悪徳になる。
4.道においては、立居振舞は温恭慎重にして粗野乱暴から遠ざかる。顔色を正しく凛として厳然に。発言は注意して卑俗から遠ざかる。
5.謙譲の徳。修養を積まなければ、人と調和できず、世の中の秩序を円満に保てない。
7.上に立つ人は「弘…器量が大きい」「毅…忍耐の後、強く断行する」。男の仕事とは、仁(成長・共栄・調和)を体現し、あらゆることを遂行すること。その任務を尽くすためには生ある限り努力・奮闘。死んではじめて責任解除される。女の仕事とは、愛を体現し、あらゆることを包容調和させることか?
9.現実主義…理想は分かるが実行は困難だ。
11.二つの悪徳→「傲慢…君子を失う」と「物惜しみ…小人を失う」。
13.出処進退の哲学→我国が危機になったら、祖国防衛のために皆帰国。逃げ出してはならない。国家が乱れるなら、国家の改造に力を出さなければならない。
16.天下の棄材(救いようがない)…熱狂的だが信念が無く、子供っぽいが真面目で無く、正直だが誠実でない者達。
17.一日の怠慢は十年の不作。







◇ 第10回勉強会 論語活学(7述而)••••••述而第7-1〜37
1.論語の言葉は孔子の作ったものではない。昔の聖人君子の言行を今の世に役立つよう述べたもの。謙遜。当たり前を重んじる。毅然たる強さ。
3.失言は失言。非行は非行。過ちを改め、再び犯すことのないよう心がける。世の中はそうでない人が多いが。
6.人物とは…人道・徳・仁・芸(学問、趣味)→行為。
8.教育法…付け焼刃(詰め込み教育)は害
悪。学ぶ側が熱心でなければ、教えても無駄。
10.ご利用は計画的に、慎重に。猪突猛進、臆病、どちらも失敗しやすい。
11.一円の積み重ねが富。富豪は歓迎。しかし、それを求める精神と手段には注意。
14.親子で骨肉の争いは人倫上好ましくない。
15.どこまで、生産的・楽観的に徹することができるか。不義を行い富貴栄達を求めようとするのは、恥ずかしいこと。原理原則に即し、たゆまない努力の継続で道は拓ける。
18.不安・心配を消し去るには…熱中する。
19.修養、鍛錬、継続だけが力なり。
20.怪力乱神を語らず。常徳治人を語れ。
21.善人は不善人の師。不善人は善人の資。
22.やましくない者だけが持つ自信と決断力。
23.当たり前、ありふれた仁義忠孝礼智信の実践。裸の凄さ深さ。
24.空理空論を避ける。文・行・忠・信の実践と根本精神。自分さえ良ければ、では誰も繁栄させてくれない。
25.聖人、君子、善人、恒の心のある人。
26.のめり込むものにこそ、節度を設ける。狩猟は勇敢の気性を養い、釣りは思慮思索。
29.仁は自ら求め、自ら会得する他ない。
35.生活感覚…贅沢→尊大になる。吝嗇→頑固になる。中を目指す。
37.外形は心で調節する。温和でいて厳粛な激しさがあり、威厳があって優しい、恭敬でいて自由で安らか。







◇ 第10回勉強会 論語活学(6 雍也)••••••雍也第6-1〜30
1.大雑把と大まかは違う。微細に渡り欠点を論じるのも正しい。鷹揚さ、大まかさを積極的に取り上げるのも正しい。
3.怒りに任せて八つ当たりせず、過ちを繰り返さない→学問好きという。
7.志は3ヶ月維持すれば本物になる。
10.人情に厚い…才能や力ばかりでは、長く人を心服させてゆくことはできない。
11.道を楽しんでいるのを誉めたまで。人は金を持っていなければ人を救うこともできない。が、富貴のために志を曲げるような人間では世の中で通用しない。世の中から理解同情されなければ、世の中には立てなくなる。富貴を超越して人のために尽くす気持ちがなければならない。
12.自分に見切りをつける人間ほど卑怯なものはない。成長しないと努力しないとは何事だ。道は実行により初めて価値を持つ。
14.人財を得ることが第一。強将の下に弱卒無し。公正な補佐役とは→安直な道を選ばず、公私をわきまえた人物。cf.2-10.視・観・察。
15.益勘定より損勘定を精細に取り扱い、後始末をきちんとつけられなければ、事業家ではない。後始末をどうつけるかに、その人の真価が出る。
18.内面と外面のバランス。心技体。文質彬彬(ひんぴん)。物質に流れて精神の空虚なものは評価できない。
19.正直一本。
20.苦痛がなくなる知恵→知る、好む、楽しむ。対象との一体感。
21.人を見て法を説く。
22.知→人事を尽くす。仁→克己、復礼、誠意、先憂後楽。
23.水も山も楽しめる人に。動中静、静中動。
29.あらゆる事態への対処法…事に臨んで千変万化し一段上へ進歩発展→中庸。
30.広く民に施し衆を救う→仁→聖。仁…我が身に置き換える。







◇ 第9回勉強会 論語活学(5 公冶長)••••••公冶長第5-5〜27
5.仁〜私利私慾の無さ。
9.一を聞いて十を知る→学問上に留まれば良いが、処世上は一概に良いとも言えない。先が見えすぎると、却って他人に嫌われることもある。
10.志が堅固で気力に溢れていなければならない。怠惰な者は深く責めて奮起させる。言行一致は責める。人物鑑定法…生半可は才人10人より、1人の鋭い人物鑑定者。
11.欲のある者は真正の勇気に乏しい。名誉・財産・容色・書画骨董→全て欲心の領域。勇気のない弱虫。損得で動きやすい。人に多くを求めやすい。
12.他人の気にもなって考え、行動する。容易ではない。
14.博聞よりも実践重視。
15.下問を恥じず。一つ良いところがあれば、それを取り上げるべきである。下問を恥じて、向上心を喚起することもある。
16.君子の道4つ…恭・敬・恵・義。恭敬の精神を持ち、他人に交わり世に対処するようにしなければ、世間は受け入れてくれない。慎重に丁寧に。
17.長年の友交に慣れず、敬意を失うな。敬意は人と人との間に適切な間合いを作る。
20.考えすぎる人からは、全てが逃げていく。過ぎたるは猶及ばざるが如し。事を曖昧にすると、滅亡を早める。人間、晩年が晴れやかでないとつまらない者になる。
21.大功無名。隠然と陰で動き大功を立てる。馬鹿になれるか。
22.自分の資質の活かし方を心得ているか。
23.悪を憎んで人を憎まず。過去は責めない。
26.仁…老人には安心、友人には信頼、年少には慕われたいものだ。
27.自分の過ちを悔い改める人は、本当に稀れ。森羅万象進化するが、道徳だけは退化している。







◇ 第9回勉強会 論語活学(4 里仁)••••••里仁第4-1〜26
1.里は仁を美となす→仁徳を心の拠り所とする。純朴、醇風美俗(じゅんぷうびぞく)だけではダメ→知識・技術を輸入し事業に応用、文明を開花させる(成長・共栄・調和)域に到達しなければならない。
3.仁義のみ。私心なければ判断を迷わず、進退賞罰極めて的を得ている。
4.自分は大切。しかし、自己犠牲・他人の利益幸福のためにも動かなければ栄えない。
5.富と地位…学を修めて功を立て、身を慎みて徳を備える→誰もこれを悪いという奴はいない。先立つものは金銭。利益の基礎が仁義なら多いに儲けろ!不学無術で徳が備わらす、行いが修まらない→貧乏への道。善は仁義から出る。
7.仁愛に過ぎる過ち。残忍に過ぎる過ち。
8.朝に道を聞かば、夕に死すとも可なり→すでに聞いた道を事物に応用できる。この心意気と覚悟が道を拓く。
13.譲にて国を治める。権利主張の一点張りは放縦であり怨恨の的になる。
14.己に自信のない者ほど、他人の目が気になる。地位は人が認めて初めて授けられるもの。
15.忠恕。思いやりを空回りさせない工夫。仁の実行には必ず「忠恕」と「知・略」が必要。
16.目先の利益より余得。損得ではなく道義が判断基準。
17.全ては己を磨く手本。恩師に困ることはない→他人を妬んだり、愚かさを侮ったりするのは愚の骨頂。
22.できないことは口にしない。
23.何事をやるにしても、節度と慎ましさ。倹約は消極的一辺倒では何もできない。必要な事業には大いに積極的に。
24.不言実行。
25.徳孤ならず。必ず隣あり。→人は美徳を好むもの。だから、そういう人は孤立無援ということはありえない。
26.何事にも節度と いうものがある。それを礼と言う。「君子の交わりは、淡きこと水の如し」。







◇ 第9回勉強会 論語活学(3 八佾)••••••八佾第3-7〜24
7.君子は競争しない→弓道は例外。争いは必要。絶対に争いを避けるなら、悪がはびこる。丸角。争うべきところはあくまで争う。
8.素。現代は外見や身体だけ飾って、精神を飾るのを忘れている→堕落。
22.点でなく線で考えて、全体を見る。
24.地位にあってもなくても、方法を変えて世に益をもたらす。何の心配もない。







◇ 第9回勉強会 論語活学(2為政)••••••為政第2-4〜24
2.孔子自身の学問修養の順序。克己心
6.孝…長幼の連続。疾(やまい)→争い。
7.父母→孝と養の区別。敬。
10.人物観察法…視・観・察。人の行為、動機、満足をもって鑑別する。
11.「往を継ぎ、来を拓く」。
12.君子は器を使う。器の大きさの見えない人ほど恐ろしい。
13.言葉多きは品少なし。行動に機敏であれ。
14.親しみ合うが、馴れ合わない。
15.「学ぶ」と「思う」両方大切。学んだことを、時勢人情のいかんを考え、実地に適応活用できるのか、活学。
16.思想も十人十色、つまらない泥仕合で精神を消耗させないこと。
17.「知らざるを知らず」とせよ。
18.給料を上げるには→言行を慎む。信用厚ければ、必ず人は使ってくれる。急がば回れ。「この手紙は至急用だから、心を落ち着けて静かにゆっくり書け」。
19.情に厚くなければ、世間との交際に不安が残る。悪貨は良貨を駆逐する。
22.信が無ければ世に立っていけない。
23.将来の変化を知ろうと思えば、過去の移り変わりを研究して推測すべき。浅学者では難しい。
24.義を見て為さざるは勇なきなり。







◇ 第9回勉強会 論語活学9••••••1-1〜16
1.「知行合一」「切磋琢磨」「人事を尽くす」→道を楽しむ。解釈の仕方…実生活で「実行できる」ように。
2.知識より、厚情の人間を採用する。根本をしっかり立てれば、枝葉は自ずから茂る。
3.巧言令色少なし仁→上辺は品格があればいい。飾るな。
4.三省のススメ→日記、記憶力強化
6.孝行、忠孝、仁義を尽くすのが第一。学問は次。
7.実行できる活学以外に学問はない。日常実行することを書いたものが論語→
※FEG根っこ(心…古典、論語)→幹(身体…筋トレ、武道)→実花(実行…事業、利益)
8.応対の仕方で器量が決まる。
13.義に基づいて、節度を守る。
15.貧富の問答→学問の無限性→激励…あと一押しの根性。
16.己を大きく見せる風潮は、みっともない→実力があれば、必ず社会は拾い上げてくれる。







◇ 第8回勉強会 論語活学8••••••日常生活、社会の実際を離れた学問は無い。同時に、学問を離れた実業も無い。
・衣食住の給与は経済による
→人道・礼節、ともに経済を離れて行われるものではない。
→食うこともできない人に向かって、仁義や忠孝、礼儀作法を行えと言えるだろうか?
4-5、8、12
人の生活に先立つもの→金銭、財産
人の地位…上流に立つ→社会からの信用
生活・企業・社会・国を豊かにし強くして調和を図る努力を重ねる。
実践と学問→知行合一へ努力
6-13、24、25







◇ 第7回勉強会 論語活学7••••••論語…輪語や円珠経とも呼ばれる。孔子と彼の弟子達の言行録。孔子の死後に弟子達が記録した。
全20編、512(499)章句、13,700文字からなる。
ちなみに、文庫本1ページの文字数は約700文字。論語を文庫本にすると20ページ(10枚)で収まる。
FEG勉強会…論語活学7(2)
14-44 己を修めて以て敬す
「敬」…人(目上、目下、己)、物、事→敬愛→仁
1-5
1-4
参考)人間における正しさは、礼節と同様、小事に現れる。小事における正しさは、道徳の根底から生ずる(ヒルティ)。
→己の修養は、常住座臥の工夫に徹することから。
18-6 避世と人道精神
逃避・快楽主義との対比→一言も言い返さない子路は、機転が利かない。
・渡場はどこか?→道を示す孔子が知らないわけない。(皮肉)
・人を棄ててきた孔子につくより、世を棄てた俺たちにつかないか。
・鳥や獣と一緒に生活していくわけにはいかない。人間同士暮らしていく。道が立っていない世の中だから、なおさらだ。







◇ 第6回勉強会 論語活学6••••••第6回FEG勉強会
テーマは、「自分と他人」
・12-23からはじまり、
・12-16
・17-14
・17-24
・13-24へ。
道徳とは、消極的・回避的なものでは決してない。
人生は千変万化→喜怒哀楽を無くすのではなく、「いかに喜び、怒り、哀しみ、楽しむか」という感情を離れるものではない。ここにどんな義を立てるか!

「柳荘相法」…人相に関する書物だが、その中から「女性の五徳」を紹介。
1.平素人と競争しない
2.苦難中、怨言無し
3.飲食を節す
4.事を聞いて驚喜せず(落ち着いている)
5.よく尊敬する(よく恥じる)







◇ 第5回勉強会 論語活学 5••••••10-8…孔子の「食生活」。腹一杯食べる事は幼稚。
人間には刺激が必要→四耐(冷・苦・煩・閑)※特に閑(暇)に耐えることは難しい。「大学」にも「小人閑居して不善をなす」という。
→刺激は精神的なもの…感動・感激と、肉体的なもの…食欲・性欲・物欲がある。
安楽を求めれば、感受性が鈍る
→精神的な刺激よりも、肉体的刺激を求めるようになる
→堕落しやすくなる
→克己・自律・努力の大切さ→腹一杯食べない。
12-7…「信なくんば立たず」→政治の大原則
食(経済生活)、兵(武力・国防)、信(良心に従い、変えない)→どれを犠牲にするか。
※経済生活の発展、福祉の充実によって、人間は平和幸福を楽しんでいけるのか?→副作用の方が大きい。
「信」…自然と人生の厳粛な法則に対して、どれだけ自覚と自律(克己)を持つか→信を立てることが根本の問題。
2,000年前から人間は変わらない。人間のバージョンは相変わらず1.0。ならば、古の叡智は古くない。論語は「永遠の朝」のように新鮮だ。








◇ 第4回勉強会 論語活学4 ••••••弟子の顔回を学び、悪に対応する姿勢を5つ紹介。
1.泣き寝入り
2.復讐
3.自己欺瞞
4.慈悲
5.尚武
悪に対するこちらの姿勢が決まれば、つまらない主義等に逃げる必要もない。
仁と強さで処してゆく。
宰予…5-10
顔回…8-5 「犯而不校」
※悪の特徴→刺激的・攻撃的・団結・他罰的
※善の特徴→穏やか・自罰的・反省・謙虚
→悪vs善…初めから勝負にならない。悪ははびこり、堪忍袋の緒が切れて初めて善人達は立ち上がる。しなくてよい苦労を背負いこむことになる。
→悪に対応する姿勢を5つ紹介。
1.泣き寝入り…話にならない
2.自己欺瞞…言い訳
3.復讐…元気はあるが面白くない。
(※1〜3は仁から遠い)
4.慈悲…善も悪も全て慈悲の目で見て、寛容の心・忍耐の心・自在に対応する(仁)→(凡人では厳しい)→顔回の態度がこれ。
5.尚武…人は憎まず。行為を憎む。→断固として制圧する。→改心すれば許す(仁)。
悪に対する姿勢は4か5と決め、仁と強さで処してゆく。
「敬(高い、慎む、敬う)」の対象(=仁、愛)
・人…目上はもちろん。
→「目下に対する敬」とは、美点長所を見極めて侮らずの義。
→「己を敬する」とは、より高きものを求め、積極的態度で生きること。
・もの…敬愛の心で優しく扱う。
・事…丁寧に、慎重に。







◇ 第3回勉強会 論語活学3・筋トレ••••••孔子の弟子たち 「四科十哲」…四つの科に分けて、それぞれの科に優れていた人物10名。
今回は、子路と子貢の2名について。
子路…論語に一番出てくる弟子。豪放磊落、一本気、思慮はあまり深くない。頼りになる愛すべき人物。
・為政17…知るとは。
・子罕27…服装に拘らない
・公冶長7…材を取る所なからん〜亡命に耐えるには、勇気だけでなく内面の強さが必要
・先進25…学問は書だけではない
・憲問44…君子とは?〜民衆に対する指導的立場にある。立場に相応しい人格と教養を持つ。才より徳が優っていること。
→子路は気まぐれなところがある→最後まで根気よく続かない→
・子路1…倦むことなかれ(怠るな!)
子貢…頭が良く、相場の達人(金持ち)→口が達者過ぎる。
・学而15…過去を話すと未来を察知する。繋がり、先見の明→政治的素質あり。
雍也8…政治とは、人間ができていれば出来る
里仁24…子貢は口が達者→訥言敏行。敏→頭、身体を使い切る
為政13…先行其言
→子貢は他人を批評するこたが好き
公冶長4…子貢はまだ器→「道器の論」…用途は限定されるのか、無限定か。
・先進16…過ぎたるは及ばざるが如し。身体も弱アルカリ性に。家庭もややオンナの尻に敷かれるほうがいい。
・子張23.24.25…批判はするが身の程はわきまえていた。
ノートの取り方…コーネル式紹介
筋トレ…3セットで自分を追い込む
皆さん、お疲れ様でした。








◇ 第2回勉強会 論語活学2・筋トレ••••••筋トレは皆を明るく真剣にする…が、少し間違うと悲壮感が漂い、死神がうろつくことにもなる…。
・3セットで筋肉を追い込む。
・毎日自己記録更新
・どれだけ耐えられるか!
自分の力を振り絞って汗をかく、勇気を出す…同じような感覚です。

論語活学、お疲れ様でした。
・まず、自らを知る…学而編16
・「素」(白)は大切…八佾8
・「仁者」〜善人に好かれ、悪人に憎まれる。取り柄を見つけ育んでいく…里仁3、4
・「忠恕」(陽と陰と中)〜人道主義…里仁15
・4つのことを絶つ。特に「固執」→エビ、柔らかさ→足の裏→マラソン→筋トレ…子罕4
ゆっくり復習してみて下さい。自分の日常生活や社会生活につなげて、限りない叡智を我が物にして下さい。
※新しい目標を立てて進むのに、「FEG目標管理シート」も参考にして下さい。








◇ 第1回勉強会「論語活学①」…時・省・孝••••••日常生活、社会生活、政治、経済…どれも活学の材料になる。論語を読んで、すぐに自分の生活、自分の精神に活きてこなければ、論語を読んだことにはならない。私達は断じて「論語読みの論語知らず」であってはならない。

そのためには、まずは「己を知る」ことだろう。

論語にこうある。
「子曰く、人の己を知らざるを患(うれ)えず、己、人を知らざるを患(うれ)ふ」
訳)人が自分を知ってくれないということはどうでもいい。そもそも自分が人を知らないことが問題だ。

…ここから少し考えてみる。
そもそも、「ジョハリの窓」ではないが、案外人間は自分自身を知らないものだ。だから、人が自分を知らないのも当然。とすると、問題はまず自分が自分を知ることではないか。
→訳)人が己を知っても知らなくても問題ではない。そもそも、己が「己」を知らないことこそ問題だ。

そして「子曰く、絵事は素を後にす」と言う。
訳)絵画では一番最後に白い絵の具で仕上げをするものだ。

何事に接しても、素を出すことが大切。
結局、人間の美というものは、その人間の素・生地、素地・素質にある。これを磨き出すことが一番。と言っても、持って生まれたものをそのままむき出しにするのではない。美しく映えるよう、徹底的に鍛錬し磨き出すのである。 学問も修養も信仰も、全て生まれ持った生地・素質を徹底的に磨き出すのでなければ本物ではない。多くは、ゴタゴタ飾り立てて、本人の生地・素質は隠れ潰れてしまう。

今日の雑駁・軽薄の先に、滅亡へと流されるのではなく、成長・共栄・調和へ進む道は、民族の精神や文化の伝統に返ること。
文字、文章、学問と調べていくと、修身・治国・平和を旨とする儒教は、恐ろしいほど人間の営みを教えている。
その儒教が仏教等と渾然一体となって日本文化の伝統を為している。
この本筋に返ることで、日本は立ち直る。
人間は自分が痛い目に遭って初めて真実が分かる。そうして本筋に返ることができる。従って、窮地や混乱を良く活用すれば、日本は復興する。これが活学。


お疲れ様でした

どんな立場にも「理」はある(例:盗人にも三分の理)。従って、私達の生活の営みを実体として考えるなら、理の操作ではどうにもならない。実践的で変化に富んだ普遍的なものが有用。知恵と経験の融合。
まずは「学而第一」から、「時」「省」という文字について、いかに私達が知識・概念でしか捉えていなかったかの自覚から。
・時…「時々」では意味が浅い→「その時その時」「時勢に応じて」(日常生活、社会生活や実践から乖離してはいけない)。 参考)「中庸」…君子時中す
・省…「かえりみる」「はぶく」。
→木の五衰(懐の蒸れ、裾上がり、梢止まり、虫喰い、梢枯れ)→剪定(省)が必要
→私達の身体も同じ(破骨細胞・造骨細胞の働き、それらのバランスをとるホルモンの働き)
→精神も同じ(我欲増、良心萎縮、理性でバランス)
→社会学(知性・科学技術と理性・道徳のバランス)
→大衆学(好き放題、混乱…陽)…「唯物的・嗜好的」になってゆく
→政治学(抑制・指導・助長…陰)
→自己を省(かえり)みて、省(はぶ)く
→論語(吾れ日に吾が身を三省す)

続いて「為政」より
孝…老・年長・先輩に、幼・年少・後輩を合わせたもの→連続・統一(一つに結ぶ)→
主として、親子の連続→報恩感謝。
単に親を大事にすることではない。⇄断絶、疎隔→反抗・闘争
例)明治維新
→教育…先輩後輩の連続・連結の役目
「教」…率先垂範、手本→「習」…真似る、実践、学ぶ
「疾」…争う(呂氏春秋)→疾を憂うる=断絶を憂うる→連続・統一が途絶え、断絶・疎隔になるのはいけない。








どんな立場にも「理」はある(例:盗人にも三分の理)。従って、私達の生活の営みを実体として考えるなら、理の操作ではどうにもならない。実践的で変化に富んだ普遍的なものが有用。知恵と経験の融合。 まずは「学而第一」から、「時」「省」という文字について、いかに私達が知識・概念でしか捉えていなかったかの自覚から。 ・時…「時々」では意味が浅い→「その時その時」「時勢に応じて」(日常生活、社会生活や実践から乖離してはいけない)。 参考)「中庸」…君子時中す ・省…「かえりみる」「はぶく」。 →木の五衰(懐の蒸れ、裾上がり、梢止まり、虫喰い、梢枯れ)→剪定(省)が必要 →私達の身体も同じ(破骨細胞・造骨細胞の働き、それらのバランスをとるホルモンの働き) →精神も同じ(我欲増、良心萎縮、理性でバランス) →社会学(知性・科学技術と理性・道徳のバランス) →大衆学(好き放題、混乱…陽)…「唯物的・嗜好的」になってゆく →政治学(抑制・指導・助長…陰) →自己を省(かえり)みて、省(はぶ)く →論語(吾れ日に吾が身を三省す )